ずっと見ていられるし、見るたびに新たな面が見えて。
King & Prince、多彩で多才で多面的で多層的。
分かってはいるつもりだったけど、感想を一言で、なんてとてもできない。
語り尽くせぬ底知れぬどこまでも心惹かれるグループです。
髙橋海人さん。
彼は表情が豊かで、くるくる変わる表情から一瞬も目を離したくないと思わせる。
声にもはっきりと表情がある。
歌声も喋っている時の声も。
だから飾り気のない、易しい言葉を選んでも、発された時の熱量と温度を保ったまま相手のもとにまっすぐ届く。
ドキュメンタリー部分を見ていると、想像以上に戦略的に考えてる一面もあって、私はそこにとても好感を持ちました。
一方でその戦略家の面が表舞台では見えないのが、またいいなと。
意図的に見せてない部分もあるでしょうし、単純に「楽しい!」が勝って戦略が入る隙がないのもあるだろうし。
何にせよ、自信のある強固な戦略(基盤)があるからこそ思うままにやれるんやなぁと感動します。
彼を見ていると、心がやわらかく温かくなります。
永瀬廉さん。
彼は「きれい」。
顔立ちや声はもちろん、佇まいや纏う空気も。
きれいも様々あって
華がある、麗しい、美しい、端正、潔い…
どれも当てはまっているけど、どれか一つでは表現できない。
隅々まで「魅せ方」に意識が及んでいる人やなと感じます。
一見すると、その場その場に応じて自由気ままに振る舞っているようで。
でも、どこを切り取っても「きれい」で惹かれるのは、「永瀬廉」さんとしての芯があるからなんやと思います。
一般的に芯(戦略であり基盤)は太くて頑丈な方が良さそうだけど、廉さんの芯はしなやかで変幻自在。
常に変容を見せていくことこそが「魅せたい姿」なのではないかと推察してみたり。
彼を見ていると、心が洗われてしなやかになります。
私は6人や5人時代のキンプリをほぼ知らないのですが。
海人さんが言っていた通り、今の2人のKing & Princeを表現するのに「ピース」ってこの上なく相応しい言葉だと、DVDを観て改めて実感しました。
peaceはもちろんなんですが、piece である価値が理由が強く胸を打ちます。
性格も仕事に対するスタンスも違う2人、個々人がそれぞれのカラーだけでも十分勝負できる2人。
その2つのピースがパチっとハマった時に見せる新たな色と輝き。
それこそジグソーパズルも一箇所が決まると、次々とピースがつながって、加速して、高揚していく。
「2」という数字の強さと、その周りの重要なピースとなるキンプリチームの皆さん。
チームの肝心要はやはり髙橋海人さんと永瀬廉さんの人徳。
おこがましいことこの上ないのですが、
彼らの創る壮大なパズルの色もない端の端で構わないから、
チームに加わってみたいなと思わせる、そのくらい素晴らしいチームですよね。
知り合ってからの歳月の長さがあるとはいえ、グループの体制が大きく変わり、
「2人でキンプリ続けられるかな」という不安を吐露し合ったところから、
こんな短期間でよくぞここまで成せるものだと心の底から感服します。
信頼、同志、相棒、心友…どれもなんだかしっくり来ません。
彼らの関係性を表すのに適切な言葉を私は見つけられないなと考えていたのですが、
他人が容易く語れないことが、当人たちだけが通じ合えるかけがえのない関係であることが、
全てを物語っているのかもしれないと感じるようになりました。
アイドルのLIVE DVDを手に取って、こんなに何回も何回も見る日が来るなんて、一年前には想像できなかった未来です。
我ながら驚き呆れる部分もありますが、とは言いつつ、とても満たされる豊かな心地で嬉しくて、思いのままに書き綴りました。